話す力を鍛える為に、文章を書く



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気付けば最後に記事を投稿したのは半年前。過去一番の放置プレイになってしまいました。
 
生活環境が大きく変わり、文章を書く習慣がスッポリ抜け落ちていたのです。続けていたことを手放すと復帰に時間を要するのは世の常でしょう。ここまでの100文字程度を書くだけでも軽く15回くらいはやり直してますからね。考えや文章が全然まとまらない。一体全体どうしたんだ、ぼくの文章力。泣ける。
 
涙目ながらもキーボードをパチパチ打ってブログを書いている理由はタイトルの通り。話す力をつけるためです。
 

場数を踏んで見えてきた課題

現在の主な活動はゲームキャスター。ゲーム大会の実況やイベントの司会進行を行っています。周りの支えのおかげで今年に入ってから世界大会の日本語実況や、大きな会場でのオフライン大会の主催なども手をつけています。本当にありがたいです。
 
舞台が徐々に大きくなり、実況できるチャンスも増えてきた今日この頃。場数を踏むと、自分の長所と短所が見えてきます。
 
その中で大きく課題だと感じたのは、語彙力でした。使える言葉の数や、持っている表現の引き出しと置き換えてもいいですね。
 
実況している時に似たような言葉や表現を使うことが多く、リアルタイムで「あー、また同じ言葉使ってる!!」と頭では分かってる。でも、引き出しがない故に同じ展開になってしまう。
 
この状況を改善する方法、それが"文章を書く"ことです。
 

書けない言葉は喋れない

この業界にどっぷり浸かるようになってから、周りには尊敬する人がたくさんいます。キャスター、ライター、プロゲーマーにYoutuber、マーケッターや経営者など。よくチェックしているのは、もちろん同じ役割のキャスターです。先人たちの実況やインタビュー記事などを見る・読むことが多いかな。
 
そして気付きました。
 
キャスターの方々は、文章での表現力も素晴らしい。
 
よく考えれば当然なんですけどね。書けない言葉は喋れません。知らない単語は口から出てこないし、見たことも聞いたこともない表現は言葉にできない。
 
思い返してみると……話すことが上手いのに文章がすごく読みづらい、という人はあまり見た記憶がないです。芸人さんや俳優さん、ラジオパーソナリティなど言葉を使う職業の方は総じて文章も読みやすい。
 
なるほど。なら答えは簡単だ。文章力を向上させよう。
 
たくさんの言葉や表現方法を知る。単語の意味を正しく理解する。様々な表現方法に触れる。そして正確な文章構成で書く。飽きないようにユーモアも加えられたら最高だ!
 

日記のようなブログを書こう

このブログを立ち上げた当初の目的は、自分の経験してきたものや学んだことを形に残すことです。人は忘れる生き物ですからね。せっかくの経験・知識が残らないともったいないなぁ、と。
 
それがいつしか"誰かの役に立つ記事"を前提に考えていました。当然、筆が進まなくなります。
 
ブログのメインコンテンツだったバンドとゲーム。その二つが無くなった(バンドは辞めて、ゲームは別のブログ移行)今は、ブログ内での自分のキャラというか立ち位置がよく分からなくなった……というのも記事が書けなくなった理由のひとつです。
 
でも人生って色々あるんですよ。本職のエンジニアで辛い思いをしたり、外食したらとてつもなく美味しいお店を見つけたり、人間関係で悩み眠れぬ夜を過ごしたり、考えを一変させるような本に出会ったり。
 
人生が濃くなればなるほど"話したい、書きたい"という思いは強くなる。でも、メインで動かしているTwiiterやYoutubeなどはゲーム特化。違うジャンルの話をする場所、書く機会がありません。そう、ゲームキャスター以外の自分を出す場所が欲しい。
 
――何を悩んでいるんだ俺は。雑記ブログ書いてたじゃないか!!!
 
有り余るコンテンツと文章を書きたいという思い、そして取り組んだことは話す力に直結する。すべてが上手く重なったぼくは、めでたく雑記ブログに戻ってくるのでした。
 
日記のようなブログを書く。それもまた一興。
 
そしてもし自分の為に書いた文章が、誰かの役に立ったり楽しんでもらえたら、これ以上ない喜びです。
 
今日はここまでっ