初心者でもすぐ慣れる!ドラムが簡単で楽しい楽器な理由5選



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バンドやってるよ!って話をすると、どのパート(楽器)やってるの?って話になるじゃないですか。で、ドラムやってるよって言うとほとんどの人が「へ~すごい!ドラムって難しそう!」って言うんですよ。これがボーカルとかギターなら「へ~すごい!かっこいい!!」だし、ベースだと「へ~そうなんだ!(ベース?よくわからない…)」になるのに、なぜかドラムだけは難しいというイメージが先行してる気がします。
 
しかーーーし!実は!ドラムって、めっちゃ楽で簡単で楽しい楽器なんだぜ!
というわけで、その理由をまとめてみました。

 

動画で話してみた

動画のほうが見やすい!って方はこちらからどーぞ!▼


1.ドラムは音を鳴らすのが簡単

ドラムって、複数置いてある太鼓やシンバルに向かってスティックを叩いて音を出すんですが、スティックをバシっと当てるだけでスパーンっ!シャーンっ!って音が鳴るんですよ。足を使うバスドラムだって、とりあえずペダルを踏めば音は鳴ります。
叩くだけ、踏むだけ。日常的に動かしてる体の使い方で音が出せる。これだけでもう簡単。めっちゃ簡単。
 
例えばギターだったら、左手で押さえて右手で弦を弾くって動きになりますが、そもそも日常的にこんな動き絶対しないですよね。加えて左手で押さえるコードがめっちゃ難しかったりする。Fコードが弾けなくて挫折する人が多いなんて有名なお話がありますが、そもそも音が鳴らなきゃつまらないわけです。
 
ベースなら押さえるの一本だけだし簡単じゃん!って言う人もいるかもですが、そもそも押さえるとこ多くない?何弦の何フレット抑えたらどんな音が鳴るかなんて、ぱっと見て分からないじゃないですか。ドラムなんて基本的なセットなら、叩く場所(踏む場所)なんて10ヶ所にも満たない。頻繁に使うとこだけなら5ヶ所くらいですよ。しかも視覚的にだいたいどんな音するかイメージつきますし。
 
唇を使って音を鳴らす管楽器のトランペットやホルン、フルートとかなんてそもそも音を出すのにほんと苦戦するって聞きます。
 
これらに比べてドラムは音を鳴らすのがほんと簡単ですねー。
 

2.ドラムは細かな動きが無い

例えばギターなら、人差し指で6本の弦を全部押さえながら中指と薬指と小指をそれぞれバラバラに動かして押さえるとかありますが、この動きってめちゃくちゃ細かい!指が動かない!って苦戦する人が多いはずです。5本の指を駆使しながら、右手もしっかり弾かなきゃいけないし。
 
それに比べてドラムが使うのは両手両足の4ヶ所のみ。振り上げて、振り下ろす。以上。非常にシンプルです。
 
おそらく難しいイメージの大半を占めてるのは「両手両足をバラバラに動かす」ことですが、実はたったの4ヶ所しか動かしてないんです。しかも左足ってがっつり使うジャンルが偏ってるので、実は両手と右足が使えればほとんどの曲を演奏できます(笑)
 
ギターは前述の動きに加え、足でエフェクターを操作しながら音色を変えたりするし、ピアノなんて10本の指ばらばらに動かしながら足元も動かすじゃないですか。エレクトーンなんて踏むとこいっぱいあるし。
 
もちろんテクニック的なことを言えば細かいこともありますが、基本的には他の楽器と比べて非常にシンプルな作りになってて、皆さんが思ってる以上に両手両足を動かすのは簡単です!
 

3.ドラムは基本的な演奏が一番早く身につく

例えば誰もが一度は耳にしたことがあるであろう8ビート。ズンタンズズタン、みたいなやつですね。
 
これ、ドラム初めてやるよー!って人でも、だいたい一時間あったら出来るようになります。ほんとです。うそじゃないです!
 
音を出すのが簡単で、シンプルな動きで出来る。ので、組み合わせるのもそんな難しくなくて、やってみると案外簡単にできちゃったりします。そしてこれが叩けちゃえば、簡単なポップスの曲はほとんど叩けちゃったりします。ドラムって大体一緒なんで(笑)
 
例えばギターで一曲弾こうとしたら、だいたい3つくらいはコードを覚える必要がありますが、一時間でC→G→Fみたいに3つのコードを弾けるようになるのは難しい。というかほとんど無理です。なので、「俺ギター弾けるぜ!」って言えるようになるまでは結構練習しないといけないですが、「俺ドラム叩けるぜ!」は一時間あったら言えるようになります!
 
そんでもって、やっぱ叩けるようになるとほんと楽しい。ので、練習もあんまり苦にならないんですね。ここもドラムの魅力のひとつです。
 

4.ドラムのかっこいいテクニックが実は簡単

「さぁ、それでは結果発表です!ダララララララ…」みたいな時に使うドラムあるじゃないですが。あれ、バズロールって言って、これできるとなんかすげーって感じするじゃないですか。でもこれも実は簡単で、だいたい30分かからずできるようになります
コツさえ掴んじゃえば誰でも出来るし、しかもそのコツもそんな難しくない。
 
あとはフィルイン、いわゆるおかずなんて言われるドラムの激しいフレーズですが、これも実は結構簡単なんです。
例えばこれなんかは、ゆっくりやるとすごいシンプルなことしかやってないんですね。すごく腕を早く動かしてるとか、めっちゃ足使ってるとかじゃなくて、一個ずつ順番に叩いてるだけなのにかっこいい。
 
こんな感じで、中級者っぽいテクニックも実は難しくないものが多いので、さっきの8ビートなんかと組み合わせたら簡単に1曲叩けちゃうんですねー。だいたい2~3日あればポップスのコピーなんて出来ちゃいますし。
 

5.ドラムは間違いが目立たない

さて、前述のテクニックを身に着けていざ他の楽器隊と一緒に練習だ!ライブだ!ってなったとします。でもやっぱミスはするものです。うまく叩けなくて音が鳴らないとか、ずれちゃったとか。でも、ミスったことが全然目立ちません。ギターとかピアノとかが音を間違えたら明らかに「あ、こいつ間違えた!」って分かるけど、ドラムって多少ミスったくらいじゃ分からないです。理由は音階(ドレミ的なやつ)がないから。音痴かどうかってすぐ分かるけど、リズムずれてるかどうかって結構分からないものなんですよね。(実際には感じ取っていてなんとなくかっこよくないな、とか思ったりするんですが…それはまた別の機会にお話します)
 

質問コーナー

さて、とりあえず5個まとめてみましたが、その他によくある質問に答えて見ます。

ドラムって体力とか腕の力いるんでしょ?

全然いらないです。体力については、激しいロックな曲で首振りまくるような演奏をしない限り全然なくて大丈夫です。例えばバンドなら、演奏中唯一座ってるのはドラムだし、ギターやベースみたいに重いものを背負うわけでもなく、スティック2本持ってるだけ。すごく低燃費!大きい音を鳴らすのに必要なのも力ではなく叩き方ですし、力一杯叩こうとして脱力ができてないとキレイに大きい音は鳴りません!

ドラムってリズム感ないとできないでしょ?

できます。というか、最初からリズム感ある人は少ないです。そしてリズム感は誰でも平等に鍛えられます。というか、ドラムをやるとリズム感よくなります!そもそもリズム感ってどの楽器にも必要ですし(笑)
 

最後に

どうですか、ちょっとは簡単に思えてきましたか?突き詰めればどの楽器も大変なんですが、とっつきやすさは他の楽器とは比べ物にならないと思ってます。ちょっと気になるなーって人は是非叩いてみることをお勧めします!他に気になることなんか有ればTwiiterとかで気軽に聞いてくださいねー!
 
今日はここまでっ