意味の無い相談をする人は「賛同」を求めているだけ



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先日こんな記事を見つけました。
 
 
お笑い芸人の厚切りジェイソンさんにTwitterで様々な人が相談をしている中で、日本人の相談の仕方に疑問を投げかけている記事です。
 
この記事で非常に共感できる部分がありました。それは、「相談という名を使って、ただ周りに賛同してもらいたいだけ」というもの。それ相談じゃねーし!って感じたことが山ほどありました。

 

自分の意見より周りの意見が大事な日本人。

先ほどの記事内容で目に留まったのが以下の内容です。
 
ジェイソンさんのツイッターには、「自分はこう思ってるけど、まわりはこう言うの。どうしよう?」というよくわからない相談が寄せられます。
~中略~
なんでジェイソンさんにわざわざ相談してるかというと、「まわりの意見まちがってますよね? ぼくがあってますよね? そうですよね?」って念押したいだけなんだと思います。ジェイソンさん多忙なんだから付き合わせるなよw まわりに賛同してもらいたいザ・日本人的感覚。
これ、バチっとはまりました。念を押して周りに賛同してもらいたいだけ。ぼくもそういう人をたくさん見てきました。この記事を見た後、ジェイソンさんのTwiiterを色々と拝見しましたが、そんなんばっか。なんだこれって人達で溢れかえってました。
 

そもそも相談って何?

goo国語辞典で相談について調べるとこんな感じ。
問題の解決のために話し合ったり、他人の意見を聞いたりすること。また、その話し合い。
ぼくはバンドを組んでいるんですが、その活動の中でメンバー同士でかなり相談をしたり、されることがあります。この曲はもっとこうしたらよくなるんじゃないか、ライブの演出はこうするとかっこよくなるんじゃないか、などなど。これって何をしているかというと、「どうしたらもっとお客さんに楽しんでもらえるバンドになるか」という問題に対する解決策を話し合ってるんですね。
けど、そうじゃない相談をしてるケースが多すぎます。
 

賛同してもらいたいだけならそう言って!

「こんなことしてみたいんですが、どうですか?でもこんな弊害もあって…」みたいな相談って多いですよね。でも、極論を言えば「とっととやれ!」なわけです。弊害があるなら、それをどうやったら取り除ける?とか考えろよってなるわけです。でもそういうと「こいつ冷たい!雑に扱われた!」ってなる。おそらく求められてるのは「優しく、丁寧に、賛同(肯定)してもらいたいだけ」な気がします。だったら初めからそう言って欲しい!言ってくれれば全力で賛同するから!せっかく考えて答えたのに「でもやっぱそれはイヤで…」みたいに言われると本当に面倒だぞ!
 

意味のある相談をするために

相談するときは、相手からの考えを素直に受け取るようになりましょう。自分の考えと違う答えが返ってきても、素直に受け止めましょう。「そうじゃない!」ではなく、「そういう考え方もあるんだ」と受け止めましょう。相手の考えを聞く気がないなら、相談はする意味がないので…。
 
今日はここまでっ。