社会人×バンドマン6年目のぼくが語るフリーターと比較したメリット3選



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こんちわ!社会人×バンドマンのユーキです。
 
2016年4月で、社会人としては8年目、バンドマンとしては6年目を迎えました。楽器歴で言えば7年目になります。
 
バンド組んだ当初はコピーバンドで、2~3ヶ月に1回ライブすればいい方でしたが、
ところがどっこい、今はがっつりオリジナル作って、CDも出して、月2~3ペースでライブしてます。
 
それだけやってると、「社会人やりながらバンドできるのすごい!」ってよく言われるんですが、結構メリットもあったりしますよ!
ということで、フリーターと比べて社会人バンドマンでよかったなと思ったメリット3つ上げてみます。

1.フリーターと比べてお金に余裕がある

バンドマンって常に金欠なんですよ。楽器や機材費、スタジオ代、ライブのノルマ、グッズ制作費、レコーディング費、CD作成費等々…めちゃくちゃお金飛んでくんですよ。更に、どれもクオリティを求めれば求めるほど価格はつり上がっていきます。完全に青天井。自分達自身に求めるものが高いほど、出費はかさみます。
 
だがしかし現実は非情なもんで、バンド活動以外の時間をバイトに当てまくっても収入は20万を超えることはほぼないでしょう。平均したら15万前後でしょうか。一人暮らしなら家賃払って、スタジオとライブ代を払ったらもうお金ないです。やばいです。
 
実際ぼくのバンドでも、ぼく以外はフリーターなので、色々とお金の面で苦労してる部分はあります。他のバンドの話も聞いてみると、貯金を切り崩しながらやってる人も少なくないです。
 
それに比べて正社員で働いてる人はどうでしょう。どうしようもないブラック企業なら「バイトより手取りがない!」とかなりますが、基本的にはバイトより短い時間で多くのお金が稼げるはずです。
 
さらには有給もあるので、働く時間減らしてバンド活動時間を増やしても収入が減らない。このあたりは社会人バンドマンの大きなメリットですね。
 
「お金がないから○○できない…」という悩みからは開放されます。
 

2.バンド活動の戦略を練りやすい

ものすごい数のバンド・シンガー・作曲家がいる今の時代では、「演奏が上手いだけ」歌が演奏が上手いだけ」「曲がかっこいいだけ」では生き残れない時代になってきてます。
 
バンドだけで食っていきたい!とまでは行かなくても、バンド活動を黒字化するにはどうやったら売れるのか、何を伝えて生きたいのかなどの戦略が必要になってきます。
 
そしてそのあたりを突き詰めていくと、バンド活動って会社の経営に近いものがたくさんあるんです。会社が売っているものやサービスはバンドで言うライブや楽曲だし、他社との差別化を図るというのも、バンドでは必要になってくる。
 
こういう考え方って、ずっとフリーターでいるよりはサラリーマンやったほうが知識がつきやすく、感覚的なものも磨かれていきます。
 

3.世間体が良い

社会人バンドマンってだけで「すごーい!」ってめちゃくちゃ言われます。これはバンドのクオリティが上がれば上がるほど言われるようになる傾向がありますね。「働きながらここまで出来るんだ!」って思われてるだろうし、そういう人だからこそ、社会人として働いている人に訴えかけられるものもあると思ってる。少なくともぼくそうです。
 

デメリットは、時間の融通がつきにくい

さて、メリットだけ書いていきましたが最後にデメリットも1つだけ上げてみます。
それは「時間の融通がつきにくい」ことです。
 
ひとつだけ注意してほしいのは、「時間が無い」ではないです。バイトは働いた分しかお金がでないから、働く時間という意味では社会人より少ないとも言い切れないので。
ただ、平日に連休を取ったり、まとまった休みでツアーにいったり、ってのは難しいですね。
 

最後に

結局は社会人でもフリーターでも、時間やお金の使い方を工夫すればどっちもどっちだとは思ってます。本人のやり方、やる気次第で色々と手はあるはずなので、模索しながらしっかりバンド活動に力を入れていきたいですね。

 

今日はここまでっ。