機兵カード対戦:オフラインでTCGを楽しみたい人におすすめ!(レビュー)



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某有名TCGのルールを彷彿させる、オフライン限定TCG(トレーディングカードゲーム)を見つけました。
 
機兵カード対戦です。
 
元々PCで遊ぶゲームで、Android版のみ公開されています。オンライン対戦はなく、オフラインのCPU戦のみですが、ゲームバランスはなかなか良い。
 
完全無料で課金要素はないので、気軽に始められるのもポイントですね。
 
TCGやりたいけど敷居が高いな…って人が練習用に楽しむのにオススメのゲームです。
 
では、さっそく紹介していきましょう!

 

 

機兵カード対戦とは

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ガ〇ダムのような絵柄の機兵カードや戦艦カードを用いて対戦するTCGです。
 
ルールはTCGの代表作「マジックザギャザリング」に似ているので、初めての方でもいわゆる「代表的なTCGのルール」で楽しむことができます。経験者であればチュートリアルなくてもできるくらいですね。
 
絵柄が当然ロボット系になるので、好き嫌いはハッキリするかも…汗
 

機兵カード対戦のカードの種類

まずはカードの種類の紹介から行きます。全部で以下の4種類です。
 
  1. メカカード:いわゆるユニットカード。攻撃力/防御力、そして能力を持っています。敵プレイヤーに攻撃したり、逆に攻撃してきた相手のメカを自プレイヤーから防御したりできます。

  2. 作戦カード:手札から直接使って場やプレイヤーに効果を発動するカード。魔法カード的な位置づけですね。ダメージを与える、ライフを回復する、メカを壊すなど…様々な効果があります。

  3. 戦艦カード:場に出ているだけで何かしらの効果を及ぼすカード。攻撃や防御はできませんが、壊すにはメカの能力や作戦カードが必要なので出されると厄介ですね。

  4. 拠点カード:1ターンに1度だけ使えるカード。場に出て毎ターン動力を生み出します。前述の3毎のカードは、決められた動力を消費しないと使えないため、このカードがないと始まりません。いわゆる土地カード的な存在ですね。
 非常にシンプルなつくりになってるので、あまり迷うこともありませんね。

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また、カードは以下の5色に分かれていて、それぞれ特徴があります。このあたりもマジックザギャザリングに似てますね。
 
  • 赤:攻撃重視。直接ダメージを与えたり、速攻で攻めやすいカードが揃っています。
  • 白:防御重視。回復カードが豊富。バランスが良く使いやすいカードが揃っています。
  • 緑:攻撃重視。パラメータの高いメカが多く、動力を増加するカードも豊富です。
  • 黒:破壊重視。デメリットはあるものの、パラメータや効果に優れるカードが揃っています。
  • 青:妨害重視。相手を妨害するカードが豊富。少しクセのある色ですね
 
カードは全部で約430種類。多くも少なくもなくでちょうどいいかなぁ。
 

機兵カード対戦のルール

お互いライフポイントを20持った状態で始まり、先に0にした方が勝ちのゲームです。
メカや作戦カードを用いて敵のライフを削っていきます。
 
基本的には拠点カードを出して動力を確保し、その後メカや戦艦カードを展開。作戦カードで相手の妨害をしつつメカで相手プレイヤーに攻撃していきます。
 
メカは場に出したターンは行動できず、次のターンから攻撃可能です。(すぐに攻撃可能な能力もあり)
 
攻撃していないメカは、相手ターンのメカの攻撃を防御することができます。防御するかどうかは防御側プレイヤーが選ぶので、攻撃側はどのメカで攻撃するかだけを選択します。
 
メカは様々な効果を持ってますね。一例としては以下の通り。
  • 緊急発進:出したそのターンにすぐ攻撃できる
  • 高機動:高機動を持ったメカでしか防御できない
  • 一撃離脱:攻撃した後も防御に参加できる
  • 貫通:相手メカに防御された場合でも、攻撃力-防御力分のダメージを敵プレイヤーに与える
そのほかにも個別に色々効果をもってます。与えたダメージ分回復したり、場に出たタイミングで相手に1点ダメージを与えたり。
 
この効果をどう使うかが対戦のカギになります。
 

機兵カード対戦の進め方

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まずゲームを始めると、デッキ選択に移ります。先ほど説明した5色のうちどれを使うか決めます。オススメは白か緑ですね。使いやすいカードが多いので。
 
そのあとはチュートリアル開始。ここで基本的なルールは丁寧に解説されるので、TCGに慣れてない人も安心ですね。
 
なお、後述しますが別の色のカードを使えるようになるまでは結構時間がかかります。ただ、使えるには使えるので別のセーブデータを準備する必要はありません。
 

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デッキを手に入れたら、相手プレイヤーを選んで1戦する「対戦」か、ランダムな相手と連続で対戦する「トーナメント戦」のどちらかをプレイします。(画像は左が対戦、右がトーナメントです)
 
 

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対戦に勝つと、お金とカードを2~3枚ゲット。
 
トーナメント戦は優勝すると、賞金をゲットするとともに、次のステージに進めるようになります。
 
 

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ステージは1~7まであり、最初は1から開始。各ステージでは対戦できる相手と、購入できるカードパックの質が異なります。
 
最初はコモンカード(一番レア度が低い)のみのパックを買えますが、ステージが上がるにつれてもっとレアなカードが入ってるパックも購入できるようになります。
 
なので流れとしては、
  • 対戦でお金を集め、対戦報酬やパック購入でデッキを強化
  • トーナメント戦で優勝し、次のステージに進む
  • 新しいステージで対戦し、新たに手に入れたカードでデッキを強化
というのを繰り返します。
 
そして、ステージ7のトーナメントで優勝するのが当面の目標ですね。
 

機兵カード対戦の面白いところ

完全無料でありながら、基本的なTCGのルールを抑えつつ、様々なカードでデッキを組むことができる、というのが魅力ですね。
 
ぼく自身がマジックザギャザリングをやっていたこともありますが、ほとんどのTCGはこのルールを知っていると、他のTCGをやった時もルールがスっと入ってくるんですね。
 
オンライン対戦の二大巨頭(独断)であるハースストーンやシャドウバースも、ほぼ近いイメージでプレイできます。※機兵カード対戦でいう拠点カードはありませんが。
 
TCGって慣れの部分がすごく強くて、オンライン系のはカードがなかなか集まらないから練習もしにくいってのがあります。
 
その点、カードがすべて無料で、しかもそこまで時間をかけずに手に入れられるオフラインのゲームって貴重なんですよね。(ほかにも同じようなゲームあるかもですが…これから探します←)
 
ちなみにちょっと卑怯な技ですが、お金を貯めた状態でセーブ⇒カードパック購入⇒ほしいカード出なかったらロード、という手も使えます。オフラインならでは。
 
オンライン対戦がないってことは長く遊ぶゲームじゃないので、まー使ってもいいかなと思いますが!
 

機兵カード対戦の残念なところ

ただ、やはり完全無料なだけあって残念なところも多々あります。
 

カードが覚えにくい

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御覧いただくとわかると思いますが、メカや戦艦などの見た目が非常に似ています。
なので、ものすごくカードの区別がつきにくい。そして覚えにくい。
 
ぼくなんかは結構カードの絵柄で能力とか覚えるので、この見にくさは結構きつかったですね…汗
 

盤面のカードが小さい

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そして、ただでさえ区別つきにくいカードなのに、対戦中の盤面のカード表示がものすごく小さい。カード名すら読みにくい。ぱっと見わかるのはパラメータだけですね。
 
なので、状況判断がしづらいです。特に、敵から攻撃されて防御するメカを選ぶとき、敵の能力を確認したりできないので思いもよらぬ事故が起きたりもします。(通常はカードをタップすると能力が確認できる)
 

デッキ作りのインターフェースが使いづらい

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デッキ作りの操作が非常にしづらいのも難点。まず、カードの追加や削除が一枚単位でしかできません。
 
さらに、複数のデッキを作れるにも関わらず、カードの共有ができません
なので、白デッキ+白赤デッキ、みたいな作り方ができないんですね。(もちろんカードが余ってればできますが…)
 
そしてそして、検索ができない……と思いきや、できるんですが、やり方が非常にわかりづらい。所持カードと書かれているところをタップします。説明どこにも書いてない…ぼくも見つけたのはたまたまでした。
 
TCGはデッキづくりがキモなので、ここでストレスが溜まるのは残念ですね。
 

他色のデッキを作れるのがゲーム終盤

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ゲーム開始時にデッキの色を選択しますが、そのあとのカードパック購入で他の色のカードも買えます。
 
ただし、他の色の拠点カードを買えるのはステージ7になってからです。要はゲーム終盤ですね。
 
ステージ6あたりからちょっときついかな…ってなったりするので、他の色のデッキも試したくなるんですが、それは許されず…。
 
オフラインなのでステージ7の敵を倒したり行き詰ったりしたらそこで辞めちゃう可能性が高いんですよね。にもかかわらず他色がこのタイミングでやっと使えるようになるってのはもったいないなぁ…
 
拠点カード1毎1Gだし。序盤でも全然買える金額だし。
 

やってみて損はない!

色々言いましたが、それでも無料でここまで出来るのであれば遊んで損はないですね!ぼくも移動時間とか結構やりましたし。
 
ダウンロードはこちらからどうぞ!
機兵カード大戦
機兵カード大戦
開発元:ニシハラ
無料
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今日はここまでっ