初めてのボードゲームカフェが楽しすぎて永遠に居たくなった話



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 テーブルをみんなで囲んで、様々なカードやアイテムを使いワイワイ遊べる「ボードゲーム」
 
日本だけでなく世界中でたくさんの種類が発売されてて、ハマる人はめっちゃハマる中毒性のあるゲームです!
 
でも、実際に遊ぶのはちょっとハードル高いんですよね。メンバーや場所の確保、ボードゲーム自体の入手が難しくて。
 
「ボードゲームめっちゃやりたい!でも一緒に遊んでくれる友人がいない!」
 
「どんなボードゲームあるか分からない!」
 
しかしですね!もう間もなく平成が終わろうとしている今、そんな悩みを世の中が放っておくわけがないっ…!
 
ということで行ってきました。ボードゲームカフェ。
 
初めてのお店はJELLY JELLY CAFE 渋谷店です。

とりあえず行った事を後悔しました。いい意味で。楽しすぎて絶対ハマるということがわかってしまったので…!
 
そんなボードゲームカフェの仕組みや遊んだゲームについてご紹介していきます!

ボードゲームカフェとは

数百種類のボードゲームを用意してあって、みんなで遊びやすい大きめなテーブルがあるカフェのことです。
 
複数人で予約して遊びに行くのはもちろん、1人~2人で行って、カフェに来てる知らない人と一緒に遊ぶことができます。
 
なので「一緒に遊ぶ人がいない…泣」っていう問題が解決するのです…!
 
わざわざボードゲームカフェに来てるってことはボードゲーム好きや興味を持ってる人同士だから「イヤ!」ってことはないだろうし。
 
もちろん知らないゲームがたくさんあるけど、店員さんに聞けばオススメやルールも教えてくれるので心配ありません。
 

JELLY JELLY CAFEとは

渋谷や池袋、横浜など全部で6店舗あり、かなりの頻度でイベントも開催してるカフェです。
 
日曜の夜は人狼大会なんかもやってますね!
 
詳しくはこちら▼

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料金制度はこんな感じ。ぼくは休日のお昼に、友人と二人で遊びに行ったので二人で4000円。これで18時まで遊び放題です。
 
予約せず当日に行ったので相席可能な4人席に行ったんですが、ちょうど同じくらいのタイミングで二人参加になって、計4人で遊びました。
 
しかもその二人は結構あちこちのボードゲームカフェやバーに行ってたみたいで、オススメのゲームを選定してくれた上にルール説明まで丁寧にしてくれてホントに助かった!
 

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ちなみにオーナーのプロフィールがこちら。元自衛隊で元ホストで、ボードゲームに目覚めたっていう謎の経歴の持ち主(笑
 
ってなわけで、ここからは実際に遊んだゲームのご紹介を軽くします。4時間弱で5種類も遊べたぞ!
 

遊んだボードゲーム

なお、ボードゲームには重さ(難しさや、1プレイの時間の長い短い)があるので、ゲーム名の後の〇〇級とつけてます。
 
軽量級のゲームはルールもさくっと覚えられて、やることは簡単だけどちゃんと頭も使うので、初心者でもすぐできますね!
 

Jungle Speed(軽量級)

始めるときに教えてくれたお兄さんが一言「ケガは自己責任でお願いします(笑)」
 
おいおい初っ端から激しいのですか?!こわいよ?!
 
というちょっとドキドキでスタートしたこちらのゲーム。
 
ルールはいたって簡単で「場に同じカードが出たら真ん中のトーテムみたいなのを素早く取る!」っていうゲームです。
 
場にいる人には全員デッキを持っていて、自分のターンになったら一枚めくって場に出します。
 
この動作を順番にやっていくと、場に全く同じカードが出ることがあります。
 
そしたら、そのカードを持ってる人は素早くトーテムを取る!ケガを顧みず取る!
 
無事にトーテムを取れた人が勝利。取れなかった人は、取った人と自分の場に出てるカードを全て自分のデッキに加えます。
 
ようは負けるとデッキが増えていき、勝つとデッキが無くなっていきます。
 
この要領で、一番最初にデッキが無くなった人が優勝となります。
 
カードはものすごーーーーく似ているけど若干違う、みたいなのもあって、お手付きすると場に出てるカード全部を自分のデッキに入れることになって悲惨。
 
反射神経と思考の瞬発力が試されるゲームですね。
 
単純明快で面白いです!
 

ハゲタカのえじき(軽量級)

次にプレイしたのは、かわいらしいイラストの割にはちょっと怖いタイトルのこちら。
 
このゲームもルールは簡単です。
 
各プレイヤーは1~15の数字が書かれたカードを手札に持っています。
 
場にはデッキがあって、中身は主人公のハゲタカちゃん。彼らは1~10点と、-1~5点の数字を持っています。
 
ターン開始時にデッキからハゲタカちゃんを召喚。
 
そしたら全員が手札から一枚カードを伏せて場に出し、いっせーのせ!でめくります。
 
めくったとき、一番数字の大きいカードを出した人がハゲタカちゃんをゲット。
 

これを繰り返して、全部のカードが無くなった時一番点数が高い人の勝ちです。

 
「そしたら単純に点数高いとき大きい数字だせばいいじゃん!」ってなるんですが、そうはいかないのです。
 
というのも、もう一つのルール「一番数字の高いカードが2枚以上あった場合、次に高い数字を出してる人がハゲタカちゃんをゲットする」があるからです。
 
例えば画像の勝負だと、8点ハゲタカをゲットするために、15を出した人が二人います。そーすると、次に高い数字を出してるぼくがカードをゲットできるのです!やった!
 
相手がなんの数字を使ってるか、今の得点はいくつか、自分の手札は何が残ってるか…結構考えることが多いのに、やることはカード1枚出すだけ。うーん、秀逸!
 

ドミニオン(中量級)

でました、ボードゲームの金字塔。「ドミニオン系のゲーム」という表記を使われるくらい代表的なゲームです。
 
デッキ構築型ゲーム、ドラフトゲームなんて言われ方もしますね。
 
ぼくは派生形はやったことあるんですが、本家は初めてプレイしました。
 
ゲーム終了時に、デッキにある勝利点カードの合計が一番高い人の勝利!ってゲームなんだけど、得点カードを買うにはお金となる財宝カードを集めなきゃいけません。
 
そして効率よく財宝カードを集めたり、相手の邪魔をしたりするのにアクションカードを買って、それらを駆使しながら勝利を目指します。
 
カードを買う=自分のデッキが増える=引きたいカードが引きにくくなる。
 
強力なカードも引けなきゃ意味がない、進めば進むほどデッキは増えていく…。
 
このジレンマと常に戦うのがドミニオン系の面白いところですね。
 
1ゲームで10種類のカードを使うんですが、基本セットだけでも20種類近く、拡張パックを含めれば数百種類にもなります!
 
なので基本ルールは変わらないのにゲーム性を大きく変えることもできて、飽きずに遊びまくれる傑作。
 
ちなみに無料で完全日本語オンライン版なんかもあります。気になる方はこっちでさらっと遊んでみるといいかも。!ぼくはハマってしまった←

あやつり人形(中量級)

よくやるボードゲームは基本的にプレイする順番が変わらないんですが、このゲームは毎ターン、カードをプレイする順番が変わる珍しいゲームでした。
 
「あやつり人形」の名の通り、各ターンで「暗殺者」「王様」「商人」などの役割を自分で操って、建物を立てていきます。誰かが建物を7つ建築したターンでゲームは終了。
 
ゲーム終了時点で勝利点ポイント(建築のコストやカードの効果で増得)が一番高い人の勝利です。
 
役割はターン開始時にみんなで選んでいって、その役割によって順番が変わります。
 
暗殺者が一番、盗賊が二番…みたいな。
 
相手がどの役割を選んで、どんなプレイをしていくか様子見しながらプレイするので、結構頭を使います。
 
あと建築物となる手札や、建築するためのお金が常にカツカツなゲームなので、とっても堅実的なゲームでした。ちょっとゲームのテンポは悪いかも。
 

ニムト(軽量級)

 最後にちょこっとだけ時間があまったので軽量級で〆る!
 
やることは「手札のカードを場に出す」だけなのに、これまためちゃくちゃ深いゲームでした。
 
カードは1~104のカードをランダムで10毎ずつプレイヤーに配り、場には5枚のカードを出します。
 
その後、いっせーのせでカードを出して、出したカードを場のカードに並べていきます。
 
並べるルールは以下の通り。
 
  • 一番数字が低いカードから処理する
  • 出したカードより数字が低く、かつ一番近い数字のカードの横に並べる
  • 同じ列の6枚目にカードを出した場合、その列のカードを全部引き取る
 
なお、カードにはマイナス点が書いてあります。つまり、カードを引き取るほど負けに近づく。
 
ということで、可能な限りカードを引き取らずマイナス点が少なくすれば勝ちです
 
ちなみに、自分の出したカードより低い数字が場にない場合、どこか好きな列を全部引き取ることになります。
 
処理の順番は数字の低い順なので、「あー!そこ置こうと思ってたのに引き取られた!」みたいなこともあったり。駆け引きが必要なのです!
 
ニムトは簡単に見えてちょっとルールが分かりづらいですねー。でもかなり秀逸だと思う。どうやってこういうの思いつくんだろう…
 

リアルで遊ぶと敷居が低い

ボードゲームってスマホで遊べるものも結構でてます。ぼくも良くやりますね。
 
でも久々にリアルで触ってみて分かったのは、プレイの敷居がかなり下がるってこと。
 
ゲーム慣れしてない人でも、実際にカードを触って説明を聞きながらプレイすると、だいたい理解できる。実際に手を動かす方がデジタルよりも頭使ってる感がある!
 
更には分からないことは知ってる人がすぐ教えてくれるし、ついていけないペースで進むってことが無いので、誰でも楽しめますね…!
 

コスパ良すぎ

5時間で1500円(休日は2000円)…場所によって多少の違いはあるけど、これだけの時間没頭して遊べるのってコスパ良すぎませんか?!
 
しかもだいたい食べ物は持ち込み自由なんだよなぁ…飲み物はダメだけど。でも1ドリンクはついてます。
 

相席でも楽しく出来る率が高い

今回ぼくが行った時はホントに優しくて話しやすい人と一緒に出来たのでとーーーっても楽しかったです。
 
で、これは完全に主観なんですが…おそらくボードゲーム好きは説明したり一緒に出来るようになるのが好きな人も多いんじゃないかな…?
 
デジタルゲームのジャンルによっては「俺つぇぇぇ!!」がめっちゃしたい人とかいるので、結構口が悪かったりみたいなのもあるんですよね。
 
でもボードゲームって基本的には誰でも勝てる仕組みになってるし、対面で遊ぶゲームだから、優しかったり一緒に楽しもうって考えてる人が多い!
 
なので気軽に遊び行けるなって改めて思いました。
 
ちなみに2人で遊ぶことも出来ます。2人用のボードゲームもあるし、ぼくの隣の席に座ってる人は2人で店員さんに聞きながら遊んでました。楽しそうだった!
 

最後に

そんなこんなで、とーーーーっても楽しんできました。
 
楽しすぎて帰ってすぐドミニオンオンラインに手を付けて辞められなくなっちゃったし、早く新しいボードゲームやりたくて、カフェに行きたい欲がやばいです。ウズウズ。
 
ちょっとでも気になってる人いたら、ぜひ行ってみてください!そんなお金もかからないし、敷居低いんで!
 
今日はここまでっ