ネットワークビジネスの4ヶ月かけた勧誘にノってみた【マルチ勧誘】



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ネットワークビジネス。あまり良い印象がない言葉ですね(汗)
 
実はぼく、なんと4ヶ月にわたって勧誘されてました!!笑
 
昔にも1度勧誘されたことあるんですが、その頃と手法がかなり変わってますね。最初は強引な勧誘ではなく自然と仲良くなり、最後のほうに勧誘してくる形です。
 
なので途中からうすうす気付いたものの、どんな手法なのか気になって勧誘され続けてみました。
 

あたしも勧誘されてる、実態がどうなのか分からない、悩んでる、って人の参考になれば!と思い、殴り書きに近いですがぼくが体験したことを書きまくってみました。

 

かなりの長文になってしまったので、読むの面倒な方は「回想・まとめ・注意点」と「参考記事」だけ見てください。
 
なお、ぼく自身はネットワークビジネスの形態を好ましく思っていないため批判的な内容が多いですが、これ自体が違法なわけではありません。
 
また、(伏せていますが)ネットワークビジネスとしての勧誘を行っている企業自体が悪質なのではなく、一部の人があまり好ましくない勧誘をしているのが実態のようです。
 
それではネットワークビジネス体験記、ご覧ください。

始まりは立ち飲みバルでの飲み会イベント

2015年11月。LINEの通知が鳴り響く。送り主は……E子としましょう。E子は2年前くらい前に遊んだっきり連絡を取ってませんでした。一緒に遊んでいたグループ間での色恋沙汰トラブルでバラバラになりました。よくあるやつですね。
 
そんなE子からの久々の連絡。
 
「明日暇?飲み行こうよ!」
 
2年振りなのに久しぶりの一言もねぇのかよ!と突っ込みましたが、元々そんな感じのやり取りをしてるので特段気にはしませんでした。
 
さすがに連絡もらって翌日は空いてなかったので、1週間後の週末に飲むことに。そこで向かったのは、都内にある4階建ての立ち飲みバルでした。

普通に飲んだ&ビジネスオーナーとちょこっと話した

飲みにいった当日はそのバルを経営しているビジネスオーナー主催の貸し切りイベントでした。4階建てが満員になるくらいの人(おそらく100人前後)が集まってわいわい飲んで食べて、という感じ。
 
月に1、2回やってて、いつもこれくらい集まるらしい。ちなみにビジネスオーナーは3人いて、共同で出資してるそうです。
 
E子は何度かそのイベントに来てるらしく、顔なじみも多かった。人の顔と名前を覚えるのが得意なぼくでも全然覚えきれないくらい色々な人と話してた。
 
あとみんなニックネームで呼び合ってたなぁ。ぼくは初対面でもガンガン話せるタイプなので、他の人とも普通に話しながら飲んでました。
 
しばらく飲んだ後、E子が「このイベント主催してるオーナーさんすごい面白い人なんだ!話行こうよ!」ってなことを言い出したのでお話しに行きました。
 
こんだけ人が集まる飲み会を頻繁にやってて、お店の立地もかなりいい所だったので「それなりにすごい人なんかなー」とぼやっと思ってました。で、実際に少しだけお話することに。お相手はAさん、30歳くらいのかっこいい系な女性の方でした。
 
E子 「Aさんこんばんわ!今日もたくさん集まってますねー」
Aさん「そうだねー。ん、そっちの方は?」ぼくに目配せする。
E子 「友達のYuukiです。働きながらバンドやったり色々勉強したりしててすごいんです!」
Aさん 「そうなんだ!ちょくちょくイベント開いてるから遊び来てねー。飲み会だけじゃなくて、フットサルとかバブルサッカーとかもやってるんで。バンドはどの辺目指してやってるの?メジャーデビュー?」
ぼく 「メジャーデビューは考えてないですね。今の時代ってバンドで食べてく=メジャーデビューとは限らなくて……」
 
その後は今の仕事の話とか、イベントよく開いてるんで遊びおいでよ、みたいな会話が多かったです。飲みは普通に楽しかったし、友達も何人かできました。

Aさんのドライブに誘われる

その後、何回かE子との飲みも挟んだ後、Aさんがベンツ買ったみたいだからドライブ行こう!と誘われました。
 
なんでドライブ?と聞いても、ベンツ買ったから色々な人と乗りたいだけ的な回答。(ビジネスオーナー、暇なのか…?)この辺りからちょっと怪しさは感じましたが、まぁ時間作ってくれるならと思って仕事終わりに少しだけドライブ。
 
15分くらいぶらっとする感じ。話す内容は仕事の話が多かったかな。働き方変えなきゃなーとか、バンドで結果出すのって企業と同じ考えしなきゃいけないよなーとか。で、読書の話になりました。
 
Aさん「そういえばYuuki君は本って読む?」
ぼく 「最近読むようになりましたね。でもまだあんまり読めてないです」
Aさん「そしたらキャッシュフロークワドラントって本がお勧めだよ!金持ち父さん貧乏父さんって本と一緒に読むといいよ」
 
ふむ。ほんと最近読み出したけど何がいいか分からなかったので、ありがたい!有益な情報も得て帰宅。

Aさんお勧めの本を読んでみた

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帰ってから速攻でAmazon先生に頼んで買ってみました。
 
本の内容については割愛しますが、端的に言うと「自分で稼ぐ世界と、お金に稼がせる世界があるよ」ってお話。巷での評価は賛否両論がすごいですが、ぼくは勉強になりました。
 
一点気になったのは、この本のお勧めのビジネスに「ネットワークビジネス」が含まれていたこと。ここだけは同意できないなーと思って読んでました。

ぶりしゃぶ鍋や誕生日会に誘われる

その後は、E子から度々お誘いがあって、ぶりしゃぶ鍋会や、友人の誕生日会なんかにも呼ばれて行ってきました。料理とかができる場所貸し切って、20人~30人前後の規模です。
 
そこにはだいたい半分くらいは立ち飲みバルで見かけた人達がいました。なんだみんな暇なのか?と思いつつも俺も参加してるし人のこと言えないか…笑

キャッシュフローゲームに誘われる

ある日E子に、リアルな人生ゲームみたいなのあるから遊びおいでよ!と誘われ行ってきました。それはキャッシュフローゲームというやつで、先ほど紹介した本の著者であるロバート・キヨサキさんが考案したゲーム。目的は「ゲーム感覚でお金に対する知識を高めること」です。
※ちゃんとしたやつ受けてきました!こちらからどうぞ!

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区民センターみたいなとこの一室を貸し切って、40人くらい集まってやりました。1グループ6人+仕切り役が一人。
 
こちらも内容については割愛しますが、簡単にいうと「家計簿つける人生ゲーム」ですね。始まる前の解説で「その人の性格がでるゲーム。だから結構嫌な気分になる人も多いけどめげずに頑張って!」的なことを話してました。
 
ゲームをクリアする為の条件をこなすには運だけじゃダメなので簡単じゃないです。しかもゲームが始まると細かい説明とかは無しでどんどん進んで行く。
 
「やって慣れるものだから!」とは言われたけど、いやこれ「お金に対する知識を高める」のが目的なのにゲーム慣れしたら駄目じゃない?と思いながらもやってみる。
 
難しいことは言ってるけど、所詮ゲーム。ゲーマーなぼくを甘く見ないでいただきたい!うぉぉぉぉぉぉ!
 
敗退(o_ _)o ドテッ
 
くっそ!悔しい!このぼくが!ゲームで!負けるなんて!これは次回も出て攻略せねば…
※結局でてません
 
ゲームが終わってからは講師(この人もビジネスオーナー)の人の説明や、各グループから1人がゲームをやってみての感想を述べる形に。ただ、なんか様子がおかしいんです。
 
講師「このゲーム難しかったですよね。でも何回かやってちゃんと知識をつければ、何度やっても必ずあがれるようになります」
 
周囲「(゚ー゚)(。_。)うんうんうんうん」
 
講師「ちなみに僕はトータル50回くらいやってますが、4回目以降から必ずあがれてます」
 
周囲「(゚〇゚;)おぉぉぉぉぉ!!!
 
講師「まぁ初めてやったときはビリだったのですごくキレましたけどね(笑)」
 
周囲「(*´∇`*)あははははは!!!」
 
うるせぇリアクションがでけぇヽ(`Д´)ノ!!!
 
もうほんとに。すごいんですよ。ぼくが何とも思わない所でがっつりリアクションがある。おかしい。この辺りで9割確信しました。「あ、ネットワークビジネスの集まりだなこれ」
 
というのも、昔一度受けた勧誘で説明会みたいなのに行ったとき、これと同じ反応を目にしてたので…。
 
あ、ちなみにゲーム自体は面白いですよ。ただ、しっかりとゲーム内容を勉強できない会の勧誘も多いのでお気をつけを…。

新たなビジネスオーナーDさんとの出会い

その後またE子に新橋の飲み会に誘われて行ってくる。ここでAさんと再会し、こんなお話をしました。
 
Aさん「Yuuki君バンドやってるんだよね?そういえば27歳まで俳優目指してて、その後ビジネスオーナーになった人いるから話聞いてみたら?働き方変えたいならその人の参考になるかもよ」
 
って話になって、E子が時間をセッティング。都内のビル内のフリースペースで時間をもらいました。
 
お相手はDさん。俳優あきらめた後サラリーマン(営業)やって、働き方を変えたいと思ってビジネスオーナーになったとのこと。ビジネスオーナーになってからお金もしっかり稼げて、自分の好きなことができてること。その辺のお話をいただきました。あとは仕事の価値観についてとかですね。
 
「仕事は何を売るかじゃなくて誰とやるか」
「本当にやりたいことはお金と時間から自由になって初めて分かる」
「ビジネス始めるなら必ず師匠が必要」
 
などなど。ただ、Dさんは俳優目指してた上に、(本当かどうかは知らないけど)某大企業の営業で成績がっつり残してるってのもあって、めちゃくちゃトークがうまい。話しててめっちゃ楽しかった。そしてぼくと感性が似てたんです。結構ネガティブだから新しいことやるにしてもいきなり仕事やめるのは嫌だとか。面白そうなものはなんでもやってみたいとか。
 
Dさん「感性がすごい似てるから一緒に仕事したら楽しいかもね!また今度時間つくってゆっくり話そう。E子ちゃん、また調整よろしく!」
E子「了解です!」
 
ちなみにぼくがこの辺りの集まりや誰かと話すって際は、必ずこのE子を経由するんですね。連絡先聞いたからぼくが直接やるよ?と言っても大丈夫!って言い張る。まぁやってくれるなら頼むけどさ……。

Aさん、Dさんの師匠であるOさんの講演会に誘われる

そしてE子から、AさんDさんの師匠であるOさんの講演会に行こうと誘われる。何度か出てて、いっつも面白くて為になる話をしてくれるんだよ!言ってました。
 
どんなテーマで話すのかはその時のお楽しみとのこと。講演会なのに事前にテーマが分からない…?謎に包まれたまま都内にあるビジネスビルの会議室に行ってきました。
 
そこにはなんと300人ほどが集まってました!会議室パンパン!活気がすごい!参加費は1000円。テーマは「お金を稼ぐということについて」でした。
 
講演会の内容は、そんなに悪くなかったです。「お金自体はそこにあるだけで悪くないけど、稼ぐってなると偏見を持つ人がいてもったいない」「お金の使い道は「投資・消費・浪費」があって、起業家は「投資」をしっかりしている」などなど。ためになるお話はありました。
 
しかしここでも例のやつ、ありました。
 
Oさん 「ちょっと会場広いから、僕が見えない人は上のモニター見てねー。かっこよさ半減するけど!」
 
周囲「(*´∇`*)あははははは!!!」
 
だからうるせぇヽ(`Д´)ノ!!!!!
 
ちなみにその後Dさんとかと話した所、Oさん主催でコミュニケーションセミナーというのがあるらしく、そこでリアクションの大切さを学ぶ機会があってみんなやってるんだよ、とのこと。
 
いやまぁ、間違ってはないんだけどさ、うん…。
 
おそらく300人の中に結構な割合で会員がいたようで、そのリアクション…笑い声や相づちだけですごい圧力でした。怖い…ガクブル

Dさん、Aさんからやっとネットワークビジネスの話を聞ける

そんなこんなで何回か飲み会やら講演会やら行ってました。色々と気になることはあったけど、ネットワークビジネスやマルチなどの単語は一切出てこないし、これ売って!とか一緒に仕事やろう!って強く言われることもない。集まりの会費も500円とか1000円、あとは飲み会だけだし、この集まりはネットワークビジネスではない?と半信半疑状態。
 
そんな中、Dさんとお茶する機会があり会話が盛り上がりました。んで、一緒に働いてみる?と軽いジャブみたいな感じで話を振られる。実際にどんなことしてるか聞いてみたいと回答。後日Aさんから具体的にお話を聞けることになり、お茶しました(DさんはAさんの師匠という立場)
 
打ち合わせ当日。相変わらずE子がセッティングしてついてくる。E子、なぜかずっとニヤニヤしてる。
 
ぼく「なんでそんなニヤニヤしてんの?」
E子「仕事の話聞けるの楽しみじゃん!」
 
テンションの高さについて行けず若干やりづらいなぁと思いながらAさんと合流。
 
話す前に「バンドやったりして大変だと思うけど、やっぱ自由になる為のビジネスをやるなら不自由な時期がないといけない。そこ頑張れる?」と聞かれ、もちろんですと回答。
 
その後のAさんの回答がこんな感じです。ここ重要なのでたくさん書きます!
 
「オッケー、わかった。じゃ、まずは私達の仕事形態から説明するね。形態としては、ネットワークビジネスをやってるの。取引先は〇〇〇〇〇。扱ってる製品は美容品が多いかな」
 
「ネットワークビジネスって言うと、すごい悪いイメージあるよね?ものを売りつけてくるイメージが強いと思う。でも私達は違うんだ」
 
ものを売るんじゃなくて、情報を売るの。でも、情報って知らない人から発信されても信用できないでしょ?だから私達は、自分たちの人間としての魅力を高めて、信頼される人になって、情報を売って行く。だから、売るものが大事なんじゃなくて、誰と仕事をやるかが大事なの
 
「最初はなかなか結果も出ないと思うし、大変だと思う。けど、自由になる為には不自由な時期が絶対必要。まずは半年ほど土日の講習会とかを使ってしっかり勉強してもらう。分からないことがあったら何でも聞いてくれていいよ」
 
結果がでるのが早くて3年くらいになると思う。でも、ビジネスをやるっていうのはそういうこと。Amazonだって最初はずっと赤字だったりした。しんどい時期は必要なんだよね」
 
「新しいことに取り組むのって、周りから見たらありえないでしょってことをやることになる。10年前はスマホなんてありえなかったしね」
 
「だから周りの人とかに相談すると絶対否定されるから、相談しないほうがいい。例えば自分の親が急にスマホとかアプリ関連の会社立ち上げるとか言ったら止めるでしょ?せっかく踏み切ったのに周りの意見に左右されるのはもったいない」
 
ネットで調べると色々悪評が目立つけど、あれはトイレの落書きと一緒。見ない方がいい」
 
「資本金は30万くらいかな。私はいま年収1000万くらい。師匠のOさんなんかは億単位で稼いでるね」
 
「私達はネットワークビジネス=悪っていう価値観を覆すつもりで仕事してる。だから一緒にやってくれる仲間は全力でサポートするよ。分からないことあったら何でも聞いてね!」
 
「今週土曜日に事業説明会があるから、詳しくはそこで話すよ。出来たら時間作ってきてね」
 
「あと4月に土日の2日間かけて、起業家が集まるイベントも企画してる。これもよければ来てほしいな」
こんな感じでした。やはりネットワークビジネスだったー!

帰ってから企業名で調べてみた

ネットの悪評はトイレの落書きと一蹴されてるけど、まぁそんなこと気にせず調べるよね。
 
そしたら同じような勧誘をされてる人が多数いました。ネットワークビジネスは最終的にものを仕入れて売る形なので、どっかで大きな支払いが生じるんだけど…それが事業説明会で話されるみたいですね。だからそこに行きたいと思わせるまでの行動を全力でしてるって感じ。
 
飲み会や講習会に出てる多くの人が普通に真面目だったり、おしゃれだったり、怪しくなさそうな人が多かったのは、仕事の話は最後の最後までしないからかな。
 

お断りの連絡をした

打ち合わせ当日は事業説明会も出ますって回答したけど、うーん…先約もあったしネットワークビジネスって分かったからもういいや。となったので、辞退しますって連絡しました。
 
そしたら「全然大丈夫だよ!また困ったこととかあったら連絡してね!」と去る者追わず精神。このあたりは無理やり勧誘したり引き止めたりしないので、やはりやり方は改められているようです。まぁこれが普通なんだけど。
 
E子にも断ったこと連絡しました。「全然大丈夫!でもまたご飯は誘うよ(笑)おいしい所つれてって!」みたい返事来ましたがその後ノータッチです。
 
打ち合わせ当日のニヤニヤが、ぼくに製品を買わせるものだと分かってしまってから生理的に受け付けなくなりました
 
本人は悪気が無いのは重々承知してるんですが、この世界に足を踏み入れて漬かりきった人とはどうも空気感が違いすぎて…。
 

後日、会員に直接話を聞いてみた

ぼく自身は会員にならなかったんですが、誘われてる間に会員になった人がいました。

その子ともよく飲みの席で仲良くなっていたんで、ぼくが断った後に相談に乗ることになり、そこで事業説明会の内容や実際に動きについて聞けたんで共有します。

 

まずこの事業を始めるのであれば、自身の周りの日用品を全て〇〇〇〇〇(企業名)に変えること。(ここが初期投資。25万~30万かかります)
自分が使ってないのに売るのは説得力もないから。
 
土日はフルで使って講習会などに出席すること。平日は飲み会などを企画し、一ヶ月で○○人はアップラインに紹介すること。
 
経営している立ち飲みバルの近くに引っ越して、定時上がりの仕事に転職すること。とにかくこの事業に時間を費やすこと。
 
まずは最低三ヶ月続けること。周りには相談せず、しっかりやりきって初めて分かるものがある。
 
結果が出るという約束はできないけど、成長する、ということは約束する。
 
他の仲間がアップラインに紹介している人とは友達になっててはダメ(商売敵になってしまう)
 
師匠の言うことは絶対。返事は必ず「はい」。「でも」「だって」は禁句。

※今現在の状況とは異なる可能性もあります。ぼくが現地で聞いた話ではないので、参考程度にどうぞ。

違法ではないんだけど、ここまでくると「ちょっとなぁ…」と思わずにはいられません。

相談してきた子はとても純粋で、言われた通りネットでの調査とか相談を一切せず会員になったようです。

でもそのあと、友人を誘うことに罪悪感を感じて売れない、でも手元には大量の商品が…。となって相談してきました。

全てのネットワークビジネスがこの通りとは限らないけど、いろんな勧誘された話を聞いてみると、みんな似てるなぁ…って思います。

回想・まとめ・注意点

さて、ここまですべて読んでくれた方、ありがとうございます。
 
長文で忘れちゃった部分もあると思うんで&目次から飛んできた人にも分かるよう、回想・まとめ・勧誘されないための注意点を書きます。

久しぶりの友人から連絡があって飲み会に誘われる

大して仲良くなかった人からの久々連絡はちょっと注意したほうがいいです。

同じような面子がいる飲み会や企画にしょっちゅう誘われる

飲み会やフットサル企画など、まずそのグループに所属させようとします。この時点では勧誘は一切ないので、楽しければじゃんじゃん行って友達増やしてもいいと思います。
 
ちなみにみんな無理矢理つけたようなニックネームで呼び合ってる場合はネットワークビジネスの可能性あります
 
※誘ってきた子は、本名がとある曲名に使われてたから、という理由でその曲作ったアーティスト名で呼ばれてました。遠いよ…。

ビジネスオーナー(アップライン)を紹介される

業界的にはアップラインというらしいですが、ビジネスオーナーや稼いで結果を出してるって人と話す機会を作られます。特に目的とかはなくただ話すだけ。
 
この辺りで働き方の話とか、夢の話をすると相談に乗ってくれます。具体的ではないけど、稼いでる人からそういう話聞けるってだけでためになった気がします。

キャッシュフローゲーム、講習会などに誘われる

ボードゲームやビジネスオーナーの師匠となる人の講習会などに誘われます。これも内容自体は何ら問題はないのですが、集まってる人がネットワークビジネスやってる人が多いので、誰かが話したときの反応がやたらすごいです。
 
「へぇぇぇーーー!!」「おぉぉぉぉ!!!「あはははは!!」などの反応に違和感があったり、大げさだなって思う集まりはネットワークビジネスの可能性が大です

こちらから一緒に仕事してみたいと言ったら詳しく話してくれる

相手から一緒にやろう!これ売って!みたいなことは言ってきません。こっちから興味ありますとか、一緒にやってみたいですって言ってからビジネスに誘ってきます。
 

他の人には相談しないほうがいいと言われる

こちらから興味を示すと、やっとネットワークビジネスだと言ってくれます。で、会社名とかも分かるけど調べるなって言われます。調べると悪評が目立つからね…(汗)
 

事業説明会に呼ばれる

恐らくこれに行くレベルまでとなったら、ネットワークビジネスやってもいいかなって心に決めちゃってると思います。そして行ってしまうと「なんか違う…」ってなっても断りにくくなると思います。

参考記事

・キャッシュフローゲームを悪用した勧誘
まさにこの手口で誘われました。ゲームはよく作られてるだけに残念…。
 

最後に

実は、ネットワークビジネスとマルチ商法って大きな違いが有ります。
ネットワークビジネス=合法
マルチ商法、ネズミ講=違法
なので、今回勧誘されたネットワークビジネスは違法じゃないし、仮に勧誘されて会員になったとしても、それはあくまで自己責任になります。企業は悪くないです。
 
とはいえ、勧誘の方法が悪質だ!って言う人も多いし、実際大きなダメージを負う人もいます。どんなビジネスでもそうですが、そう簡単に成功するものはないので、本気の本気で取り組んでみたい!人生投げ打ってでも!って思った人以外は手を引くことをオススメします…!
 
今日はここまでっ。