良いライブかどうかは始まる前に決まってる?本番前にやるべき事4選



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良いライブがしたい!!
 
世にいる全てのバンドマンが常に考え、試行錯誤し、失敗を繰り返しながらより良いライブをするために全力を尽くしてると思います。ぼくも5年弱バンドをやっていて、最近は頻繁にライブもやってます。
 
その中で感じたのは、「良いライブはライブが始まる前に決まっている!」です。
 
事前の技術的な練習やリハーサルは当然ですが、それとは別に準備したほうがいいものや、ライブ当日のリハーサル前やリハーサルの仕方を工夫することで、本番のライブの良し悪しが左右されることに気付きました。
 
ということで、ぼくなりに考えた「ライブ本番前にやっておくべき事」をまとめてみましたので、よければ参考にしてくださいな!

1.セット図やセットリストは事前に準備する

大半のライブでは、ライブ当日のリハーサル30分前までにライブ会場に入り、用意されている以下の資料を書きます。
・セット図
・セットリスト(照明要望や音響要望含む)
・チケット取り置きリスト
 
セット図のみは事前に提出を求められる場合もありますが、それでも当日に書く資料は少なくないです。リハーサル前の機材の準備も考えると、とてもじゃないけど30分では終わらない…!もちろん早めに来てやればいいんだけど、そもそも毎回同じようなものを書くのもどうなんだ…?
 
ということで、ぼくがやってたバンドでは自分達で用意したフォーマットでセット図、セットリストを書いて持ってく、あるいは事前に提出してました。↓こんな感じ

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もちろんライブハウスによっては足りない項目とかもあるけど、それは別途追記すればいいだけなので、手間はめちゃくちゃ省ける。あと、手書きだとどうしても読み辛かったり汚くなるけど、事前に書いとけばそれもないしな!あまりやってるバンドさん見かけないけど、オススメです。
 

2.転換の練習をしておく

バンドによりけりですが、機材が多かったり前のバンドが自分達と全然違うセッティングでやってると、転換だけでかなりの時間を浪費します。ライブによって異なりますが、リハーサルは転換込みで20分とか、本番の転換は10分とか、時間にタイトなスケジュールは少なくないです。バンド仲間やライブハウスのスタッフさんが手伝ってくれることもありますが、もちろんそうじゃないこともある。なので、基本的には自分達でささっと転換できるようにしとく必要があります。
 
ということで、転換の練習もしちゃおう!
 
練習とまではいかなくても、どういう順序で機材置いてセッティングするかとか。手が空いた人は何を準備するか、とか。特にドラムはセッティングによってはかなり時間がかかります。ぼくのバンドもガッツリ変えるので、基本はボーカルと二人で手分けして準備します。普段の練習からやってます。
 
できるバンドは時間厳守します。きっちりやってきましょう!
 

3.リハーサルは本番と同じテンションで演奏する

これについて一番影響が大きいのがドラムです。リハーサルでPA(音響さん)が音量などを調整するために音出しをしますが、この時に出来るだけライブと同じテンションで叩きましょう。力の入れ方や演奏の仕方で音が大きく変わるので、「あれ?リハではそんなに音でてなかったのに本番爆音だぞ?!」とかなりかねません。そうすると本番の外音(お客さんが聴こえる音)のバランスがめちゃくちゃになって、良いライブになりません。
 
次に影響があるのはボーカルですね。エレキギターなんかはそこまで影響は受けませんが、それでも全力でやるに越したことはないです。
 
ちなみに、「お客さんが入って音が吸われる」ってのは、全ての楽器が同じバランスで影響を受けるのであまり気にしなくていいと考えてます。
 
足立浩志さんが出されている「バンドマンが知るべき100の秘訣」にも載ってますね!
(他にも非常に有用なことがたくさん書いてあるので一読をオススメします!)

4.他のバンドのリハーサルを聴く

自分達のリハーサルでは聴き切れなかった音や会場の雰囲気を感じるために、他のバンドのリハーサルを聴きましょう。その日の会場やPAさんによって聴こえてくる音は全然違うので、「キックがこもりがちだな」「ボーカルはっきり聴こえるな」などのポイントを押さえておくと、自分達の音作りもしやすくなります。
 
また、ドラム目線で行くと、ドラムは自分のリハのとき外音を聴けません。ので、別バンドで聴いて「あれ、結構キックこもってるな」「ギターがキンキンするな」などをチェックして、自分のリハのときに他のメンバーに注意してもらったりすると理想の音が出しやすくなります。
 

最後に

演奏技術やMCなどのライブの進め方自体は事前に練習できますが、音作りやそれまでにかかる準備は当日にしかできません。本番のライブで最大限のパフォーマンスを出せるよう、不安要素は極力無くしてライブを思いっきり楽しめる環境を作りましょう!!
 
今日はここまでっ