ライブに誘うとき注意したい6つのポイント



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「ヤバイ、今日お客さん全然呼べてない…っ!」

 
ライブ当日にチケット取り置きリストへお客さんの名前を書いてる時、バンドマンがよく呟くセリフ(汗
 
理由は様々だけど、やっぱお客さんを呼ぶのって大変だよね。
 
何かぶち抜けた音源やPV公開してるとか、あまりにイケメン・美女っぷりに誰もが振り返っちゃうとか、何か強烈なインパクトがないと黙っててもチケットが予約される…なんてことは絶対にないのです。
 
そうするとやっぱ自分たちで誘う必要があります。
 
なんだけど!
 
あまりにも!!
 
雑な誘い方が多くね?!
 
ぼく自身も当然誘われたりするんだけど「あー、これじゃ行きたいと思えないよな…」ってのを過去に何度も味わったし、お客さんからの不満を聞いたこともあります。
 
そこで今日は、少しでも行きたいって思ってもらえるように、ライブに誘うとき注意したいポイントをまとめてみました。
 

1.最低限の挨拶をする

「突然ですがライブの告知させてください!〇月〇日に△△で~」

 
マジで突然だなおい!
 
挨拶くらいしようよ!!
 
バンドマンの集まりで作ったLINEグループとかに出すならまだわかるけど、TwiiterのDMみたいな1:1のやり取りでこれが来ても「よっしゃ、行こ」とはならないよね…。
 
このタイプの告知は、すでにファンもいてライブ情報を公開するだけで人がくる場合です。ホントに急きょ決まったライブをみんなにお知らせする、みたいな。
 
そうじゃない時は、もっと丁寧に連絡したほうが相手も気持ちいいし「今回行けないけど、頑張ってるみたいだから次は行こうかな?」みたいになってくれる可能性がある…!
 
ちなみに、
 
「こんにちわ!突然ですが…」
 
みたいに、冒頭に挨拶つければいいって話じゃないからね!
 
業務的な感じでこられていい気分にはならないので気を付けよう、うん。
 

2.ライブにきたらどんな良いことがあるのか伝える

これは特に、まだ一度もライブに来てない人を誘うときの話なんだけど…
 

「今度ライブあるんで来てください!」

「投票制のライブです!力を貸してください!」

「有名な〇〇ってバンドも出演します!」

 
これだけ読んでも、ライブに行った時のことが想像できないんでワクワクしません。
 
大前提として、ライブハウスって音楽やってない人からすればめっちゃ怖いとこだし、お金も時間も使うから行くのがすごーーーーくハードル高いんです。
 
行き慣れてる人だとしても、お金と時間を使うのは一緒。
 
そのハードルを下げたり、行きたいって思ってもらうには、ライブに来たらどう楽しいのか、みたいな魅力を伝えないと難しい!
 
〇〇ってバンドが出るよ!とかは、そのバンドのファンならまだしも、そうじゃなければあなたのバンド観に行くにあたっては全く関係ないこと。お客さん目線で見たら「へー」の一言で終わりです。
 
ライブやるってことは、楽しんでほしいとか背中を押したいとか、何かしら伝えたいことがあるはずなんです。
 
単純に応援してほしいってだけだとしても、その思いは言葉にしないと伝わりません。
 

「舞台やります!よかったら来てください!」

「声優の生オーディションがあります!力を貸してください!」

「漫才やります!有名な〇〇も出演します!」

 
別の業界のもので例えるとこんな感じかな?これだけじゃ行こうってなりにくいんですよね。
 
短文でもいいから、しっかり思いや魅力を伝えるのってめっちゃ大事。
 

3.初めましてや久しぶりの人をいきなり誘わない

これ、Twiiterでやったら即ブロック食らう程度には嫌われる行為なのでホントに注意してもらいたい。
 

「初めまして、フォローありがとうございます!今度〇〇でライブあるんでよかったら来てください!」

「久しぶり!今度〇〇でライブするんだけどよかったこない?」

 
後者に関しては相手との関係性もあるんで、一概には言えないけど…ようはこれも丁寧さが足りなすぎない?って思っちゃいます。
 
ちょっと飲み行かない?ってノリではライブって行かないんです。これがバンドマン視点だと飲みのノリで行けちゃうから、勘違いしやすいというか…。
 
初めましてのやつに関しては、すごーく雑なナンパみたいなもんですよ。
 
道端で急に「初めまして!今度ライブあるんで来ませんか?」とかしないよね。(もちろんSNSならプロフとか見えてるから多少は絞ってるんだろうけど…)
 
これに関しては正直「数打ちゃ当たる」戦法でやってる人もいます。それで結果を出してる人も実際に存在します。
 
けどぼくはイヤだなぁ…。来たいって思わせるくらいの何かを伝えてから誘ってくれればなーって思っちゃう。
 

4.ライブ詳細以外はコピペ厳禁!

コピペ厳禁。これも是非意識してもらいたい。
 
もちろん、ライブの詳細情報とかは同じなので、ある程度の文章はコピペでも仕方ないと思うんですよ。
 
でも、内容すべてが「一斉送信」みたいな感じで送られてくるのって良い気分はしないですよね。
 
LINE@のグループやメルマガならまだしも、1:1でコピペってすごーく雑に扱われてる感があって辛い…。
 
1人ずつ丁寧に送るのが大変なのは分かるけど、ちゃんと思いを伝えながら誘わないと相手に響かないし、応援してもらえないよねぇ…。
 

5.来る来ないに限らず、連絡が来たら必ず返信する

誘いの連絡をしたあと、返事は帰ってきたら必ず返信する。
 
もうこれは不文律。絶対守ろう。ぼく自身はみんなに一番やってほしいことです。
 
なんでって…言わなくても分かるよね?
 
「行きます!」って連絡した後に返事が返ってこなかったら「ほんとに来てほしいって思ってないな」ってなるし、
 
「行けません!ごめんなさい!」って連絡したあと無視されたら半端なく感じ悪いよね。
 
もう至極当然のことなんだけど、返信したあとスルーされるのって結構な頻度であります。
 
「返事ありがとう!また次ライブするとき誘うね!」って一言くらい返せないわけないよね。
 
相手のことを考えたらそんな適当な対応はできない…。
 
一言でもいいので、返事はしようね!!!
 

6.出来るだけ前もって誘う

これも状況次第だけど、2ヵ月前からライブ日程決まってるのに実際に誘ったのが一週間前とかあったりするんだよね…。
 
というかぼくも過去にやったことあります。反省m(_ _)m
 
予定が空いてて本来は行けたかもしれない人が、直前だと予定埋まってて行けないってこともあるしさ。
 
ライブ直前になって慌てて人に声をかけると対応が雑になっちゃうってこともあるし…余裕をもって連絡したいところ。
 

総括:自分がされてイヤなことはしない!

もうこの一言に尽きるんだけど、相手と自分の常識が違うことも多々あったり…。
 
そういう時は周りの意見を聞いたり、自分のしてることを「別の業界の人」にされたらどう思うか想像してみるといいかも。
 
全然興味ないことに誘われるとき、どう誘われたら気になるか、行きたくなるか、イヤな気持ちになるか。
 
ほんとに心の底から楽しんでもらいたいとか、熱い思いがあっても、誘い方1つで「数目的」だと思われちゃうんです。たった一回の連絡で信頼を失うんです。大げさではなく。
 
ライブに誘う=人に物を売るのと同じ。一回一回、真剣に取り組もう。
 
今日はここまでっ