フリーランスエンジニアを始めて3ヵ月経ったぼくが経験談をまとめてみた
気付けばゴールデンウィークも終わり、5月半ば。
2月からフリーランスエンジニアとして働き始めて、早3ヵ月が経ちました!
去年の11月にずっとやってきた正社員を辞めて、しばらく自由気ままに生きてからフリーになったぼく。
フリーランスになったよ!って書いた記事では「くっそ甘ちゃんやな!」「社員のありがたみを知れ!」みたいなコメントも頂きましたが、それ以上に応援してくれる人もいて、ありがたい限りです。感謝感謝。
で、しばらく働いてみて、実際のところどうよ?みたいなとこが気になる人、いますよね。
ということで、実際のところどーなの?仕事あるの?しんどくない?お金大丈夫?みたいなところを、まだ3ヵ月ではあるけども実態についてお話していきます。
そもそもフリーランスエンジニアって?
まず、フリーランスエンジニアってなんやんねん!って話なんですが、これにはいくつか種類があります。
大きく分けると4つで、以下の通りです。
①転職エージェントを利用した常駐型
②転職エージェントを利用した非常駐型
③転職エージェントを利用しない常駐型
④転職エージェントを利用しない非常駐型
この中で選ぶと、ぼくは①になります。でもって、分野はインフラになります。
なのでまとめると、「転職エージェントを利用した常駐型インフラエンジニア」となります。
フリーなのにエージェント使うの?って疑問を持つ人もいますが、最近は普通になってきましたね。業種によるかもだけど。
フリーランスエンジニアについての詳細はこちらをご覧ください▼
ちなみにエージェントは「レバテックキャリア 」を使いました。(そこからレバテックフリーランスにも繋がったんですが、どちらからいってもOKです)
働き始めたあとのフォローも手厚くてオススメですよー!
さて、ここからは、よくいただく質問だったり、あなたが気になりそうだな!ってポイントに回答する形で進めていきます。
一応注意書きしとくと、すべて現場や使ってるエージェントによりけりなので、参考までに、ですよ!
働き方は変わった?
まず、「社員時代と比べて、働き方は変わった?」というご質問。
ぶっちゃけると、全然変わりませんでした。
常駐型のインフラエンジニアなので、社員と同じようにフツーに出勤してフツーに退勤します。9:00~18:00みたいな。
むしろ社員じゃないので、年度始まりによくやるキックオフって会議だったりイベント事に出なくていいので楽ちんなくらいです。
業務内容もそんなに今までと変わらないというか…インフラ系だと「ネットワーク設計・構築全般」みたいに大きな括りになるんで、社員がやってることを一緒にやる、みたいな感じです。
これが開発やWeb系だとまた変わってくるんでしょうけど、インフラはそんなに変わらないですね。
拘束時間は変わった?
お次は誰しもがとっても気になる拘束時間。
これは圧倒的に減りました。
理由としては、一か月で働ける時間が決まってるからですね。
いやまぁ社員だって36協定のもとに決まってるんですが、それとは別で。
ぼくは業務委託って形で契約してるんですが、この中に、一か月に働く時間の範囲ってのが決まっていいるんです。
たとえば「140時間~180時間」とか。これって、140時間働いた月も180時間働いた月も、もらえるお金は一緒なんですよ。範囲内の稼働時間であればOKってやつです。
ってことは、仕事を早く終わらせられれば、月140時間しか働かなくてもOKなんですぜ…!!
もちろんこの範囲から増減した場合は、もらえるお金の増額・減額になるんですが、基本的にこの範囲からは出ないように調整されます。
なので仮に残業とかあったとしても、現場の上長が180時間内で抑えようとするので、多く働かされることも少なくなります。(おそらく社員が残業するよりも色々と面倒なんだと思います)
そして、上記のような仕組みなので、「有給」という制度はなく、時間の概念で休みが取れます。
普通社員になると、入社して半年してから有給もらって、そこから休める…とかになります。
けどぼくは平日バンド活動をしてるのもあって、転職した後もすぐに休みの調整したいなーと思ってたけど、この契約だと働き始めた月からがっつり休めるのでめっちゃ助かってます。
もちろん、休みをとるためにも、出勤してる日はめっちゃ仕事するけどね!というか、頑張った分だけ反映されるとやる気がでるよね。働いてる時間が減るってことは、単純に時給が上がってるのと一緒だし。
お金の面で困らない?税金とか
これもめっちゃ気になりますよね。お金。
とりあえず収入に関しては、働く人次第なのでなんともいえません。
が、持ってかれるお金。これはエグイ。想像以上にがっつり持ってかれる。
正社員を辞めた後は、まず保険と年金を切り替えて、そこから自分で全部払わなきゃいけないんだけど…その二つだけも結構持ってかれる。
んで、確定申告後にまた税金払ったりしなきゃいけないけど、これも含めると数十万円は余裕で持ってかれる…。(ちゃんと計算できてないので要確認。やばいさぼってた←)
もちろん、社員時代は給料から引かれてたのでそこまで手取りは変わらないはずなんだけど、それでも心理的負担が増える…!(もちろん会社が負担してくれてたのもあるから、辞めることで自己負担は増えてるんだけど)
あとは交通費とかも自分で払わなきゃいけないので、額面でもらえる金額は間違いなく増えるけど、ぼく自身の手取りを計算すると社員時代とそんなに変わらないってのが実情ですね。
フリーランスだと額面の2/3、または1/2くらいが手取りになる、って話を聞いたことあるんですが、あながち間違ってないなぁ。
ぼく自身はフリーランスになる理由の中で、お金の重要度は高くなかったのであんまり気にしてなかったです。
が、そうじゃない方は契約時の金額は気を付けたほうがいいですね。実は手取り全然なくて死ぬー!ってこともありえます。
不安にならない?
やっぱ未だに世間一般だと「社員=安定」「フリーランス=不安定」ってイメージが強いので、不安じゃない?将来どうするの?みたいなことを聞かれることも結構あります。
今のぼく自身は、不安はありません。
もちろんゼロではないんですが、社員になっていようがフリーランスだろうが関係無いなぁという感じ。
むしろフリーランス経験しておけば、何かあった時でも案外生きていける、何とか稼いでいける、って思えるので逆に不安は減りましたね。今までやってなかった働き方をすることで、新しい知識や考え方が増えていくので、
ぼく自身が一つを極めるより色々やるほうが向いてるんで、フリーのほうが動きやすいってのも大きいです。
もちろん、一回フリーランスになったあとで社員に戻るなんてことも、やろうと思えばできるし。社員は社員でメリットもたくさんあるのでいいですよねー。
ぼく自身は、文句は垂れるけど環境を変えてなかった社員のころと比べれば今のほうが気持ちに余裕はありますね。
しんどくなるのはこれから…?
ということで、ざっと書いてみましたが…あれ、あんまり困ったことはない…?
ただ、フリーランスって保障系がなんもなかったり、前述のように確定申告後に色々払ったり…今目に見えなくてもこれからしんどいなーって思うことがありそうだよね…。
でも、今までと違った働き方したかったし、拘束時間も減ってほかにやりたいことも色々できてるんで、おおむね満足です。
最後に
一般的に想像されるフリーランスってもっと厳しい環境だったりするんで、そういう人からすると「なめんな!そんな甘くないわ!ぬるま湯につかってるだけだ!」って見えるかもしれません。
なので、フリーランス=そんなしんどくない、ではないってことは強く言っておきます!何事も環境次第なんだけどね。ぼくは良い環境を作れました。ありがたいことです。
ただ、将来的にはフリーランスってそんな珍しくない形になってきます。保障とかも手厚くなってきてるし。
なので、特にエンジニアの方で、そろそろ今までと違う働き方したいなーとか、もっと稼ぎたい、もっと時間作りたい…みたい思いがあったら、フリーランスエンジニアという方向性もあるんだよってことがお伝えできれば嬉しいです!
今日はここまでっ