スマホ生放送でReflector2とOBSはダメ?!対処法はこれだ!



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最近スマホゲームの実況生放送を始めました!
 


視聴者の方とリアルタイムで話をしたり、アドバイスを頂きながら出来るのでめちゃくちゃ面白い!あと、動画編集→アップロード、という作業をしなくても自動的にアップロードしちゃえるとこも良いですね。

 
しかーし、やはり生放送の難点は、画質が悪くなり、かつカクつきやすくなること。
 
ぼくが前に投稿していたのも、ちょっと見るに堪えないカクつきだったので、色々と設定をいじってました。そこで気付いちゃったんです。「あ、このソフトの組み合わせアカンわ」
 
それがReflector2+OBSです。
 
どのようにダメなのか、どうしたら対処できるのかについてまとめていきますね!

生放送環境

 まずは問題が出た生放送の環境です。
  • スマホ画面をPCに出力:Reflector2
  • PCに出力した画面を放送:OBS studio
  • キャプチャモード:画面キャプチャ
どちらもメジャーどころのソフトで、使ってる人も多いはず。けど、この組み合わせは問題点がいくつかあります。
 
なお、ソフトの詳細はその他環境については以下の記事にまとめています▼

Reflector2×OBSで発生した問題点

どのような問題が発生していたか、まとめました!
 

1.ゲーム/ウィンドウキャプチャ画面で開けない

通常ゲーム実況の生放送をするときは以下の手順で行います。
  1. Reflector2を用いてスマホの画面をPC上に表示させる
  2. OBSの「ゲームキャプチャ」または「ウィンドウキャプチャ」で開いてるゲーム画面を選択し、OBS上に表示させる
  3. OSBの生放送機能を使って、OBS上に表示されてる画面を生放送する
ここで問題なのが2で、なぜかReflector2で表示された画面はゲームキャプチャとウィンドウキャプチャのどちらでも表示させることが出来ませんでした。
 
通常、ゲームキャプチャは対応していないソフトもありますが、基本的にウィンドウキャプチャであればゲームの画面を表示できるんですね。
 
しかし、Reflector2の画面は開けませんでした。選択はできるものの、スマホ画面は表示されず真っ暗になってしまいます。
 
これは某掲示板でも同じような質問が投稿されていたので、ぼく個人の環境に依存してるわけではなさそう。(その後原因についての書き込みはナシ…)
 

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2.画面キャプチャなら表示できる!けど、重い

しかしOBSはとってもお利巧さんなので、別の方法でReflector2の画面が出せました。それが「画面キャプチャ」です。
 
PC上に開いてる画面をそのまま表示する機能なので、さすがにこれだと開けました。
 
けど、重い。
 
これは使ってるPCの性能にもよりけりだけど、ぼくのPCはCPUがCore i7-3770、メモリが16GBです。結構古いけど、言うほど悪くはないはず。なので、こんなにカクカクになるのはちょっとなぁ…という感じです。
 
これで問題なければOKなんですが、重いので軽量化しようと試行錯誤していたら、新たな問題に気付きました。
 

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3.Aeroを無効にすると一切表示されない

OBS Studioでカクカクする場合の対処のひとつにAeroを無効化する、というものがあります。
 
これの正式名称は「Windows Aero(ウィンドウズ エアロ)」
WindowsOSので画面を表示するにあたって様々な機能があり、その相称のことですね。
 
当然いろんな機能があるので、これを無効化することでPC自体が軽くなって、OBSも軽くなる、という仕様です。
 
しかし、Aeroを無効化すると、画面キャプチャですらReflector2の画面が開かなくなりました。ちなみに、WindowsのテーマをクラシックにしてもAeroが無効になるので同じ事象が発生します。
 
ということで結論としては、OBSでReflector2の画面を出す際にはAeroが関連してるっぽいです。
 

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対処法

さて困った。Reflector2の設定項目にも該当しそうなものはない。PCへの画面ミラー機能と単体での録画機能は優秀で使いやすいのに、まさかこんな罠が潜んでいたとは…。つらみ…。
 
じゃーどうするか。選択肢は2つ。
  1. PCへの画面ミラー機能を持つソフトを変えてみる
  2. 生放送ソフトを変えてみる
前述の通り、Reflector2自体は優秀で、ゲーム実況自体の実績もある。出来れば手放したくない。
 
ということで、2を選択して生放送ソフトを変えてみることに。OBS以外で有名なXsplitで試してみることにしました。
  • スマホ画面をPCに出力:Reflector2
  • PCに出力した画面を放送:Xsplit
  • キャプチャモード:ウィンドウキャプチャ
結論からいうと、Aeroを無効化(Windowsテーマをクラシック)の状態でReflector2の画面を表示することができました!!
 
画質もよく、映像もなめらか。できた…よかった…ほんとによかったよ…
 
Reflector2がAero機能に依存してて表示されないのかなと思ってましたが、生放送ソフトを変えたらいけたので、これは相性なのかなぁ…。
 
というわけで、生放送に限ってはXsplitを使っていくことにします!
 

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まとめ

最後にまとめまーす。
 
  • Reflector2+OBSだと、OBSの画面キャプチャでしかReflector2の画面を表示できない。
  • 軽量化のためにAeroを無効にすると、OBSでReflector2の画面が表示できない
  • Reflector2+Xsplitであれば、Aeroを無効にしていても画面表示可能!
ちなみに一個課題があって、Xsplitって無料版だと音声がモノラルになっちゃうんですよね。有料版は買い切りだと結構高くて、そうじゃなければ月額課金になる…。
 
スマホ生放送だけにそこまでするかどうか悩んでるけど、たぶん買うね(笑
 
各ソフトの導入方法については以下の記事によくまとめられてますよー!
 

今日はここまでっ